月別アーカイブ:2012年8月

大雨被害に関する要望書を提出しました

本日午後2時から、竹内脩枚方市長に対して、日本共産党枚方市委員会の黒田昌子委員長と日本共産党枚方市会議員団の石村淳子議員団長名で、「8月13日~14日の大雨被害に関する緊急要望書」を石村・広瀬・つつみ議員と松岡市政対策部長と、市委員会事務局長の私、野口光男、5人で提出し、懇談しました。
 今回の大雨被害は「100年に一度」といわれた4年前の大雨を大きく上回り時間雨量100ミリを超える大雨で被害地域も広がり、甚大な被害状況となった。4年前の大雨が教訓としていかされなかったのか、という問いに対して、市は「この間、注意報が発令される度にポンプ場に人を配置するなどしてきた。注意報が30回出され、10回程度しかまとまった雨が降らない状況もあるが、4年前の大雨を教訓に初動体制に万全を期してきた。今回も人を配置したが一気に降り出して手の施しようがなかった。このような局地的な大雨に対処する方法を考えなければならない」
 道路と水路の境界が水路の水があふれて、道路が完遂してわからなくなり水路に転落して亡くなられた。その対策を緊急に講じるよう求めました。市は「過去にも水路に流されることがおきた。その時もすぐ対処した。何らかの対応していきたい」ということでした。
 今後、大雨に対応する雨水水路整備を早急に求めたのに対して、市は「現在、1時間の雨量最大54.4ミリに対応する整備をしているが、これが完了しても今回のような雨が降れば被害が出る。市が整備していくことと合わせて対策を考えていかないと困難ではないか」との見解を示しました。
 現行の見舞金は個人の自宅だけで、被害状況とあわないお粗末な内容だ。店舗に対する見舞金や貸付なども含めて検討するよう求めました。
 最後に個々の具体の被害に対する要望などは今後、第2次として提出すること確認して懇談を終わりました。
緊急要望書

児童養護施設へ募金と花火を届けてきました

 一昨日、住民の方から児童養護施設への募金と花火を届けてほしいというお願いを受け、今日昼から折口府政対策部長と一緒に届けてきました。「車でご一緒しますのでご自身で届けたらどうでしょう」といったのですが、「野口さんに届けて欲しいんです」とのことで、ご自身も児童養護施設思春期を過ごされて、子どもたちのために力になりたい、共産党として届けて欲しいということでした。応対していただいた事務局長、スタッフとも大変喜んでいただきました。「ちょうどあさって花火大会をしたいのだけれど、高くてどうしようかといっていたんです。子ども達も喜びます。早速報告してきます」ということでした。
 事務局長さんからは「枚方の子ども達もたくさん生活をしています。施設が不足している状況で、枚方市内にぜひ必要なんです」と施設の状況について説明してくれました。
 私からも厳しい子育ての状況があって、子どもたちのためにも枚方に施設が必要ですね」と、枚方の状況を報告しました。特に大阪府政からの支援の状況が厳しくなっていることも話されていました

枚方市の大雨・浸水被害

‎14日未明から早朝にかけて断続的な集中豪雨で私の住んでいる地域も被害が発生し、早速現地調査をしました。星丘3丁目と印田地域は2008年の時も水路の水があふれて床上・床下浸水が発生しました、今回も同じ箇所で水路の水が道路にあふれて田んぼが水浸しになりました。加えて今回は桜丘団地から星丘に抜ける印田町の市道沿いの水路があふれて田んぼが水浸しになると同時に道路が決壊しました。

今回の印田の浸水はいつも水路から水が溢れるそうですが、今回は宅地開発されてその接点の道路が決壊している。今まで里山的なところが今回の開発で山の斜面が土からアスファルト道路になったこと、他にもこれまでと異なる状況があることから今後も調査活動をして抜本的な改善を市に求めて生きたいと思います。

昨夜からの雨は雷も連発で落雷してました。そのせいか道路を走っていても部分的に信号機が止まって景観が交通整理していました。また村野東町などでは停電になり、停電が復旧してもテレビが映らないという事態にもなっていると11時頃電話がありました。

星丘3丁目同じように2008年に床上浸水が発生した池之宮地域にも朝8時過ぎから現地調査をして住民の方にお話をうかがいました。床下浸水が発生したと言うことですが、水路の水が溢れる状況、途中水路に流れるでる土管の1メートル弱の出口を水路の水が超えて水が流れ出ないために途中のマンホールの蓋から水が溢れている状況。結局水路の経路を変更することが必要だと思いました。これは星丘、印田地域も同じです。浸水対策で処置をしてもその後の住宅開発などで雨水の排水量が増えたために浸水、水路から水が溢れる事態が起きている、それに対応する排水・水路経路を整備すべきです。

昼のニュースを見ていると、枚方で1時間で91ミリの雨量はあったことが報道だれました。2008年の80ミリを超える雨量だったことがわかりました。朝地域でお話を聞いていたときは60ミリということでしたが、今回のほうが局地的に大雨が降ったことになります。2008年の時、抜本的な対策を早急にするように求めた時に、市の担当者は「こんな雨はもう滅多に無い」といっていたのに、今回の雨で1時間の最大雨量を見直して抜本的な対策を講じるべきです。

枚方市の9時30分に開催された第2回災害対策本部会議の主な内容です。
○雨が降り始めてからの総雨量は、楠葉292.9ミリ、北山242.9ミリなど数箇所で200ミリを越える雨量を記録。1時間雨量では、伊加賀地域で78.5ミリ、川越75.5ミリ(いずれも午前5時から6時まで)の大雨を記録。時間70ミリを越える大雨が記録された。
○午前8時38分、招提北町のスーパー中川付近で、川に浮いている女性が発見された。病院に運ばれたが、すでに心肺停止状態であるとのこと。
○「下水道部」昨夜から50件あまりの通報に対応。
○「土木部」
①午前8時、府道枚方交野寝屋川線が警察により通行止めされていたが、午前9時に解除。
②穂谷川左岸堤防の一部が崩れた。など