活動報告

中宮北小学校での学校規模等適正化に関する説明会に出席

2016年6月26日、中宮北小学校での説明会は体育館に100名以上が参加されていたかと思います。午前10時から12時までの予定が午後1時40分まで延長され、午後1時からメセナひらかたで開催される「総合文化施設と別館になるメセナひらかた、廃止になる枚方市民会館説明会」に慌てて向かったので出席者数も確認できませんでした。結局メセナでの説明会はもう終わっていて参加できませんでした。しかし議員団から広瀬・つつみ・松岡議員が出席していただいていたので安心しました。
 20名以上の方が発言した白熱した、熱心な説明会での感想は、やはり私が議会で求めていた通り、この審議会の答申をつくる過程でこのような説明会を開いて、保護者の声、地域の声を聞いておくべきだったという事です。
 まず第一に、小規模校のデメリットばかりを強調し、小規模校は活気がないと決めつけていることです。小規模校になればいろんな問題が起きると説明しますが、そのすべてが教育方法の工夫で解消できることばかりで、参加している保護者が納得できることが何一つなかったことです。私が聞いてもそれはおかしいだろうと思うことばかりです。特に驚いたのは早稲田大学の教授がゼミの学生で少人数のグループの学生は消極的で就職試験で内定率が低いというような話です。少人数、小規模校の優れた実践はいくらでも報告があります。私自身、小学校は3つ変わっています。二クラスの小学校、6クラスの学校、1学年28人の学校、どれもそれぞれいろんな体験をできました。そのことが大切だと思います。
 特に中宮北小の場合は263人で11クラス、他の小学校ではもっと人数が少なくても12クラスを超える、つまり、少人数学級のクラス編成で1学年が36人だと2クラスになり35人だと1クラスということから、一概にクラス数で見るべきでないという事です。
 そもそも今、通っている子どもたち、その保護者が今の中宮北小学校の教育に満足し、困っていないという事です。中宮北小学校が8クラスになるのは審議会の資料では35年以降であり、それも確実なものではないわけです。
つまり対象校の保護者の意見が全く反映されていないという事が大きな問題だということです。
第2に、学校統合の検討の対象となる学校毎に、当該学校区と隣接する学校との統合方策案について、学校規模や施設規模など、5つの視点から比較・評価を行い、総合的に最も適切な方策の検討を行いました。としている内容についてまったく説得力がないという事です。
第3に審議会に対し、関西外国議大学の教授が会長であることの問題点。
第4に今後の進め方の問題です。当面、中宮北小学校では様々な問題、質問に対する文書回答を7月末をめどに行ない、引き続き説明会を持つことが確認されました。
 全体の流れもこの説明会の後、学校規模等適正化基本方針を取りまとめていくという説明に対して「基本方針案」を示して、説明会を開くべきという意見。様々な意見が出されました。
参考にこれまでの議会質問を添付しますnogutisitumon

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