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一般質問の答弁を不当に差別される

14日の私の一般質問において「他市の事例からも新庁舎整備では、まず新庁舎基本構想を策定しています。新庁舎にどのような機能を持たしていくのか、市民参加で決めながら新庁舎の位置を決定すべきだと考えますが、見解を伺います。」に対して、【市駅周辺等活性化推進部長】の答弁は「新庁舎を整備するに際して、市民の利便性や本庁舎の機能などを検討してまいります。」というものでしたが、その後に質問した他会派議員の同趣旨の質問に対して「新庁舎基本構想を作ることを含め基本計画の中で検討する」と、同じ質問に対し、同じ日により踏み込んだ答弁をしました。耳を疑うほど驚きました。

本会議終了後同じ質問なのに、なぜ違う答弁したのか、担当部長に確認したところ、部長は「政治的バランスを考えて答弁した。」具体には①与党と野党の違い、共産党は野党、もう一人の方は与党だから ②市駅周辺基本計画策定のための民間アドバイザー設置に反対したからだと説明しました。

この説明を聞いて私は愕然としました。そして「今日からリアルタイム映像で質疑が動画配信されている。同じ質問なの違う答弁がなぜ出たのか、市民の疑問に答えられない。答弁の訂正を求めると共に、こんな対応は初めてであり、その場で断固抗議する」と伝えました。部長は「この答弁は市長まで見てもらっているので市として相談してのちほど返答する」ということでした。その後、会派として協議し、議会事務局長に会派代表の広瀬議員が申し入れしました。その後私は生活相談のため退庁しましたが、控室に副市長が謝罪に来たとのことです。

私はこのような市の差別的な対応は許せないこと。市民を市政に反対する、賛成する市民に色分けし、対応を区別することは憲法15条の「すべて公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」に反するもので、このことは私一個人の問題でなく、市民にもかかわる重要な問題であり、このような差別的な市の体質を正すため、全力をあげていきます。

枚方市駅周辺再整備問題など一般質問しました

9月定例月議会の一般質問が始まりました。私は2番目に一般質問しました。共産党議員団としてはトップバッターです。今回の一般質問では議員団として実施した市民アンケートの結果を参考にしながら取り組み、私はまず初めに枚方市駅周辺再整備及び新庁舎整備について質問しました。その観点は①もともと国・府・市の合同庁舎ということで場所を現府民センターがある⑤街区にしたが、大阪府が府民センターを京阪本線・交野線・天の川の三角地である③街区に移転する方針を決定し今は⑤にこだわらず駅に近い現市役所のある④街区で検討すべきではないかと質問しました。部長の答弁は「市駅周辺再整備基本計画を策定する中で検討する」というものでした。私は市役所を建替え・移転することを知らない市民が多くいる。市民参加でまず新庁舎基本構想を作るよう求めました。

二つ目は9月は防災月間であり、防災問題について質問しました。一つは「避難所」という標識が校門横のフェンスに看板を設置しているだけで分かりにくい、独立型で分かりやすい標識にすべきと求めました。これも市民アンケートで自分がどこの小学校区に住んでいるかわからない方が結構多かったことから、小学校を知らないということは避難所も知らないということで質問をしました。二つ目は、住民が作成する「地域版防災マップ」つくりの支援。3つ目に避難所について第一次避難所が小学校を中心に設定されているが局地的な災害被害が発生した時、たとえば生駒断層帯地震のエリア別被害想定を出しているのか質問しました。市はエリア別被害者数は出していないと答えました。私は地域で必要とする避難所について、広く考えてく必要があると思います。地域の皆さんが自分たちのエリアを考えた時に2次避難所でなく1次避難所にしてほしい、また、他の公共施設を避難所にしてほしいといったことに対しても市として地域と市が連携して避難所を決めていくべきだと要望しました。3.空き家対策計画 4.光善寺駅西地区再開発事業について 5.市史について 6.情報公開については順次報告させていただきます。