活動報告

議会報告が納品できました

3月定例月議会、予算特別委員会の質疑を中心に作成した議会報告18春号が協納品されました。さっそく全戸に配布してもらえるようにボランティアの皆さんのところにお願いに回りました。中旬くらいまでには私の生活相談地域のお宅には配布していただけると思いますのでよろしくお願いします。3月議会、12月議会、9月議会と様々な問題を議会で取り上げてきて、たくさん報告したいことがあるのですが、紙面の関係で書ききれませんので、今後順次この場で報告していきたいと思います。議会報告18春表議会報告18春うら

図書館の可能性を確信する

地域科学研究会が主催する、図書館政策・市長フォーラム―「公の施設」か「社会教育施設か 公共施設再編時代の図書館~図書館の「知の地域づくり」拠点化と地方創生への活用方策を考える~といなんとも長いタイトルの研修会に3月29日参加してきました。場所は東京の教育会館、28日に3月定例月議会の最終日、その翌日に日帰りで行ってきました。わざわざ東京まで高い交通費払って行かなくてもと思うかもしれませんが、案内の内容が大変興味深かったから行こうと決意し、そして参加してよかったと思っています。それは糸賀雅児慶応義塾大学名誉教授が国の動向や各地での先進的な取り組み、特にまちづくりから見た図書館による知の地域づくりの特性、図書館に求められているものと何をしていくべきかということを午前中、約2時間講演してもらい大変勉強にそして今後の議会活動の力になりました。枚方の図書館に不足していること、どうしていったらいいのかヒントがいっぱいでした。午後からは3人の市長が、それぞれの市長が情熱をもって自分のまちのこと、図書館のことを話したのはたいへん刺激を受けました。神奈川県大和市の大木市長は大和市の紹介から特徴ある施策を説明し、その真ん中に図書館を位置づけている。文化創造拠点「シリウス」開館1年、来館者300万人の成果と展望を熱く語られ、市民が主役の図書館をつくっていることがよくわかりました。それに比べるといかに枚方市が市民不在、行政が主役の図書館かがわかりました。奈良県生駒市の小紫市長は「知と行動の拠点」としての図書館と題して、生駒市の発展のために必要な課題とその解決のために図書館がどのような役割を果たしているのか、図書館司書が市民と一緒にワークショップを開催しながら市民参加による提案とそれを市民が参加しながら実現していくプロセスをこちらも熱く語っていました。3人目の市長は新潟県魚沼市の林市長が指定管理者から直営に戻した後の図書館の状況を話してくれました。3市はそれぞれ人口が24万、12万、6万人という違い、運営形態も指定管理者、直営、指定管理から直営にという違いもあり、なぜそうなっているのかということもその背景がわかって勉強になりました。たいへん満足できた研修でした。

新年おめでとうございます

2018年、新しい年が始まりました。朝からみわ国政対策委員長と市内をまわって宣伝カーで新年の挨拶をしました。天気が良く気持ちの良い元旦になりましたが、さすがに窓を開けて宣伝カーを走らせると風が冷たくマイクを握る手も凍えましたが、沿道の方からは手を振って挨拶していただいて元気づけられました。昼には事務所に帰って来て、議員団4人と柳舘輝幸国政対策部長もそろって6人で写真を撮って新年をスタートしました。

駐輪場まで民間事業者が管理

本日、6日から9月定例月議会が始まりました。市の施設を民間事業者が管理代行する指定管理者の指定についての案件が続きました。

これまでシルバー人材センターが特定の指定管理者として管理運営してきた市内に20カ所ある自転車駐車場(駐輪場)を今回公募して4事業者が応募して(株)ダイゾーという大阪市内が選定委員会で選定されたという報告がされました。私はなぜ高齢者の就労の場、生きがいの場という役割を選定基準にしなかったのかと質問しましたが、土木部長はほとんどの駐輪場は高齢者が従事しているから必要ないという無責任な答弁でした。現在350人働いているが、何人雇用するのかという質問では「現従事者全員に声をかけ、希望者には面接を受けていただく予定であると確認している」という答弁で、結局何人働けるのかわからない。今回の事業者は1時間無人の時間を増やすということでサービス低下につながるのではないかとの質問には「建物構造の自転車駐車場5か所と防犯上特に必要と認めた1か所の計6か所以外は、スタッフの配置を1時間遅らせ午前7時からの内容になっています。そのため定期券の販売開始時間が1時間遅くなる駐車場が出てまいりますが、この点につきましては、各自転車駐車場の定期券の販売状況等を考慮し、来年4月の業務開始までに、指定候補者と協議の上スムーズな移行ができるよう努めてまいります。一時利用される方につきましては、特段のサービス低下につながるとは考えていない」と、どうなるかわからないのに大丈夫という答弁。

2回目ではサービス向上というが具体的な内容は事業者が提出した事業計画書にあり、それは議員にも報告されず、見ようとすれば情報公開請求しなければならず、これでは判断できないと質問すると「より分かりやすい仕様書等検討する」という都便でした。結局今回はわからずじまいだったと認めているわけです。

3回目では今後の高齢者施策を質問しうると長寿社会部長が「シルバー人材センターは、高齢者に臨時的かつ短期的な就業、又はその他の軽易な業務に係る就業の機会を確保することにより、高齢者の生きがいの充実を図ること等を目的として活動を行っています。現在、市からは、シルバー人材センターに対して、長寿社会部所管の楽寿荘の受付業務委託を始め、自転車放置禁止区域内指導・整理整頓業務委託など、庁内の各部署から様々な事業を委託しているところです。本市としましては、高齢者が働くことを通じて生きがいの充実が図れるよう、引き続き、法律の考え方に則り、地方公共団体の責務として、シルバー人材センターを支援していく考えです。」と形式的な答弁が返ってきました。

私が共産党議員団を代表して反対討論しました。

はじめに、市民サービスの向上をはかる何回も答弁で繰り返していたが、市内高齢者で構成するシルバー人材センターに就労・生きがいの場として自転車駐車場の管理運営をまかせることが市民サービスの向上であり民間事業者に任せるべきではありません。

まず、議案書の選定調書の選定概要を読んでも、これまでシルバー人材センターを非公募で選定してきた根拠である、高齢者の就労支援や生きがい施策等を推進するということに全く触れられていません。自転車駐車場の役割は放置自転車の解消だけでなく、高齢者の生きがいと働く場としての役割があるにもかかわらず、これを全く無視して広く民間事業者を募集するための選定基準での選定は認められません。

また、現在働いている方や高齢者の雇用は行うと提案しているとのことですが、これは障害者雇用、ひとり親家庭の親の雇用と同様に努力項目です。

現在350人働いている方の雇用を確保するとしながら何人雇用するかわからない状況であり、まったく根拠がなく、高齢者の就労・生きがいの場が大幅に縮小されるのは明らかです。

民間事業者の提案では結果として現在シルバー人材センターが行っている状況と比べて自転車駐車場に誰もいなくなる無人の状態が増えたり、14ヶ所の自転車駐車場で朝6時から7時までの定期券販売をしなくなるなどサービス低下につながるのにもかかわらず高い評価を受けて指定されること。

選定委員会で評価されていることが実際にできるのか、何よりも事業者がどのような提案をしているのか具体艇的にわからないことを認めるわけにはいきません。

最後に、1733筆の高齢者の職場を守ってほしいという切実な要望署名をいただきました。この署名はわずか4日で集められたそうです。多くの高齢者の願いにこたえるためにも今回の民間事業者である指定管理者の指定はすべきでないことを申し上げて反対討論とします。

平和ロード九条の会講演と文化のつどい

今日はサンプラザ生涯学習市民センターでのひらかた平和ロード九条の会「2017講演と文化のつどい」に参加しました。最初にシャンソン歌手ゆうさんのシャンソン&トーク、飛騨峰代さんのピアノ伴奏で「愛の賛歌」「おばあちゃんのポルカ」「防人の歌」など、まさに愛と平和を歌いあげていました。
後半は阪南大学教授の桜田輝雄さんが憲法の話しを交えて今の大阪の問題、カジノ、万博、維新政治、都構想ををズバッとその問題点を明らかにしてくれました。まず、カジノは個人の嗜好の問題でなく、社会問題であることを押さえる必要がある。推進派はギャンブル依存症も個人責任として、個人の問題を国が縛るのはおかしいという主張をしているが、これは社会性を無視した主張であり、公共の利益に反するものは許してはダメ。税金を使ってとばく場を作るなど質の低い政策を進めるのはまさに、維新政治により社会連帯がズタズタにされた中から出てきた問題だと解説してくれました。万博もIRも「ちょっと待ってホンマにできるの?」と考える必要がある。というのは予定地である夢洲は地下にはPCB,ダイオキシン汚染物資でいっぱいこんなところに世界の人たちが来るのか?東京の豊洲市場の二の舞いになる。もし津波が来たらどうするのか、大阪府は堤防を作るから大丈夫と説明するが、その前提は堤防が絶対に壊れないということだが、そんなことはあり得ないことであること。都構想は大阪市の10兆円の資産欲しさの計画。大阪の経済は集客産業中心に切り替えて30年が経過しまともな経済対策をしていないなど大変勉強になる話でした。

一般質問の答弁を不当に差別される

14日の私の一般質問において「他市の事例からも新庁舎整備では、まず新庁舎基本構想を策定しています。新庁舎にどのような機能を持たしていくのか、市民参加で決めながら新庁舎の位置を決定すべきだと考えますが、見解を伺います。」に対して、【市駅周辺等活性化推進部長】の答弁は「新庁舎を整備するに際して、市民の利便性や本庁舎の機能などを検討してまいります。」というものでしたが、その後に質問した他会派議員の同趣旨の質問に対して「新庁舎基本構想を作ることを含め基本計画の中で検討する」と、同じ質問に対し、同じ日により踏み込んだ答弁をしました。耳を疑うほど驚きました。

本会議終了後同じ質問なのに、なぜ違う答弁したのか、担当部長に確認したところ、部長は「政治的バランスを考えて答弁した。」具体には①与党と野党の違い、共産党は野党、もう一人の方は与党だから ②市駅周辺基本計画策定のための民間アドバイザー設置に反対したからだと説明しました。

この説明を聞いて私は愕然としました。そして「今日からリアルタイム映像で質疑が動画配信されている。同じ質問なの違う答弁がなぜ出たのか、市民の疑問に答えられない。答弁の訂正を求めると共に、こんな対応は初めてであり、その場で断固抗議する」と伝えました。部長は「この答弁は市長まで見てもらっているので市として相談してのちほど返答する」ということでした。その後、会派として協議し、議会事務局長に会派代表の広瀬議員が申し入れしました。その後私は生活相談のため退庁しましたが、控室に副市長が謝罪に来たとのことです。

私はこのような市の差別的な対応は許せないこと。市民を市政に反対する、賛成する市民に色分けし、対応を区別することは憲法15条の「すべて公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」に反するもので、このことは私一個人の問題でなく、市民にもかかわる重要な問題であり、このような差別的な市の体質を正すため、全力をあげていきます。

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