学習会チラシ2008(平成18)年10月1日、教育機関としての公民館が廃止され、有料の貸館施設「生涯学習市民センター」になってしまいました。そして市は、更なるコスト削減を図るため今度は「行政改革実施プラン」で「生涯学習市民センターと図書館の管理運営について、(中略)特に、複合施設である6館(楠葉・菅原・蹉跎・御殿山・牧野・津田)については、連携を図りながら、今後の効率的な管理運営体制についての方針を定める」としました。この間の市議会で他会派の市議から指定管理者制度での実施を求められ、市は「検討する」と答弁しています。7年前の公民館廃止時には「市民との協働」「施設は直営を堅持する」と市民と約束したにもかかわらず、この3月議会にでも市長が方針を発表する状況になっています。
 公民館・図書館の現状と課題、そして、これから市民の知る権利・学ぶ権利を守り、文化・学習活動の拠点として公民館・図書館を発展させるためには指定管理者制度による施設の管理・運営は大きな問題があります。指定管理者制度導入を許さない運動の出発点としての学習会にぜひご参加ください。