活動報告

竹内市長が出馬表明

枚方市議会は今年から通年議会となり、26日は6月定例月議会が終わりました。最後に竹内市長が8月30日に執行される枚方市長選挙への出馬表明をしました。議会終了後に各会派控室をまわって「枚方市長選挙への出馬にあたり」という文書が手渡されました。その内容は、市長2期目の成果として、「私は、平成23年8月、2期目の市長選挙出馬するにあたり、7つの柱49項目の取り組みと総人件費の削減などの市役所改革に取り組むことを「第2ステージの約束」としてお示ししました。この4年間で市議会議員の皆様を始め市民の皆様のご協力により、防災浸水対策など安全安心の取り組み、保育所の待機児童対策など子育て支援策の拡充、中学校給食の実現、少人数学級の拡充など多くの取り組みを達成することができました。また、財政面でも黒字決算を続けるとともに、市債残高を減少させるなどその安定性を維持することができました。」と書いてあります。最後に黒字決算、市債残高減少は事実でしょう、しかし、そのために浸水対策も待機児解消などの重要施策が不十分なままです。「達成」など、とんでもない話です。
 枚方市が直面する課題として、「急速な人口減少、少子高齢化が進む中、全国規模で都市間競争が激化しており、大阪においても生き残りをかけた競争が始まっています。枚方市では、牧野、長尾、津田、樟葉の各駅前が時代にマッチした機能をもって生まれ変わったのに続き、枚方市駅周辺も来春に予定される(仮称)枚方T-SITEのオープンやその後の総合文化施設の整備を皮切りに、人口41万人を抱える中核市の表玄関にふさわしい姿に生まれ変わろうとしています。人々の生活や産業などまちの活性化に欠かせない道路整備は、第二京阪道路の完成に続いて新名神高速道路の建設が始まり、さらなる都市機能の向上が期待されます。加えて、福祉、医療、介護の連携による総合的なケアシステムの構築や安心して子育てができ、学べる環境の整備などこれまで手がけてきた都市ブランド「健康医療」「教育文化」をさらに充実さ
せることが求められるなど枚方市はハード、ソフト両面で大きく飛躍しなければならない時を迎えています。今こそ次代に向けた新たな将来像を示し京阪二都をつなぐ中枢都市として、その発展の基礎を築いていかなければならないと考えています。」現状の市政運営を見れば、このような課題に竹内市長がリーダーとなって解決していくとは思えません。庁内もまったく活気がありません。市役所の中に自由にモノを言える環境が全くないからです。まさに、改革をしなければという状況です。
 最後に「引き続き市政運営を担うことを決意」と自らの決意を述べられています。このような状況の中で、私の後援会の皆様を中心に「引き続き市政運営を担ってもらいたい」という熱いお声をいただき、この間熟慮を重ねた結果、次期市長選挙への出馬を決意するに至りました。まずは「市民の声を聞き、その期待に応え、枚方のまちを良くしたい」という初心に立ち戻り、都市間競争を勝ち抜き、この枚方市を誰もが訪れたい、住んでみたい、そして住む人に誇りに思っていただけるまちへと発展させていくために全身全霊を傾ける覚悟です。愛する枚方のため、粉骨砕身全力を傾けてまいりますので、何卒ご支援を賜りますよう心からお願い申し]/lげます。」と結んでいます。まず、呆れかえるのは「市民の声を聞き」です。とんでもない話です。香里ケ丘中央公園に市民が7億円の美術館を建設し、寄付をする「美術館整備問題」がなぜ市民から反対されているのか、市民の声を聞かずに勝手に市長が進めたからです。この議会で、我が党の堤議員が「講演の緑を守りたい市民の声を聞き進めるべき」と言っても、何ら耳を傾けない、今でさえできないのに、3期目となればますますひどくなると、誰もが思うのではないでしょうか。「住んでみたい」と思える枚方にするために、私もこの議会で「コミュニティバスの運行」を求めたのに、枚方市は市民の生活を応援するコミュニティバスに市の予算を投入しようとまったく思っていません。市長の「自助・共助」路線、自分で、家族で何とかせよという考えです。ましてや、私がこの議会で「平和のまち枚方の市長として、憲法違反の戦争法案に反対せよ」と求めたのに自らの意見さえ意思表示できない。「愛する枚方のため」というなら、戦争法案に反対し、憲法を守り、平和を守る覚悟を示すべきです。

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